不登校脱出マニュアル②不登校になりやすい子育て方法と子どもの特徴

マッチャン

2019年11月26日 14:35

不登校脱出マニュアル①「課題の分離」の続きです。ここでは不登校になりやすい子
育て方法と子どもの特徴についてお話します!

不登校になりやすい子育て方法(代表的な2つのパターン)
A.子どもを弱い存在と認識していて、常に子どもの先回りをして助けるヘルプ型の
 子育て。
B.お母さん自身の親子関係に問題があって、子どもを自分の理想の枠にはめ込もうと
 する支配型親子関係。このタイプのお母さんは常に子どもを怒っています。

子どもの特徴
A.非常に繊細で精神的に脆い。弱い存在として子どもを扱うことでどんどん弱 くな
り、一度心にダメージを負うとなかなか回復しない傾向があります。声も小さく、自
分の意見をはっきりと言えません。
B.何をしても常に怒られるので自己肯定感が非常に低い。また素直でおとなしい為、
イジメの格好の標的になります。自分の未来に希望が見えないため早く死にたいとい
う子どもが多いのが特徴です。


不登校の会で会うと大体どちらかのタイプのお母さんが多いです。僕自身の統計学で
すが(笑)かなりの人数のお母さんにお会いしているのでほぼ正確だと確信していま
す!また最近は20代~30代の若者の相談にのったりしていますが、子どもの特徴
A,Bに付随する相談も多いです。Bの特徴の「早く死にたい」という若者も多く、
この子達の共通点として人生で一度も進路を含めて自分自身で決断したことがありま
せん(泣)生きる力を失っているんですね。

この問題を解決するには早い段階で、親が子どもへの接し方を変える必要がありま
す。逆に言うと接し方を変えるだけで子どもはどんどん元気になります。「変わるの
は子ども」ではなく変わるのはお母さん、お父さん自身です。



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